インク沼 2016/06/04 噂の真相、シマーリングインクにはカクノ? 暫く前、Twitter上のリツイートで回ってきた話です。 何でも、DIAMIN社の営業の方が「シマーリングインクを使うならカクノがいい」とお勧めされたとのこと。 当該ツイートを見た私は何?!と思いました。早速カクノを買いに行かなくちゃ!と。 ご存じない方向けに。 カクノと言うのはパイロットさんから出ている1000円+税の万年筆です。 http://www.pilot.co.jp/products/pen/fountain/fountain/kakuno/ グッドデザイン賞も受賞、可愛らしいデザインと意外な程本格派な書き味で、万年筆への敷居を低くしてくれた素晴らしい商品。 グリップの三角形がとても握りやすく、書きやすい。 お子様向けのようですが、なかなかどうして大人が使っても満足できる万年筆です。 ご存じない方向けに、そのに。 DIAMIN社はイギリスのインクのメーカーです。その多彩な色展開はもう、全部揃えるとかペンが何本あっても足りない程です。100以上あるんじゃないかな…数えてないけど。 で、そのDIAMIN社が昨年2015年発売したのがシマーリングインク。全10色、金色か銀色のラメが入っているのが特徴です。筆記するとインクの中のラメがきらきら光って綺麗なんですよ! だがしかし、シマーリングインクには欠点がございます。 ラメの粒が大きいのか、まあ万年筆が詰まること。 私も美しさに惹かれてSparkling Shadowsと言う灰色に金色ラメの入ったインクを購入したのですが、毎日筆記するように心がけていても詰まりました。 綺麗なのに使い辛い。何というじゃじゃ馬! 諦めてガラスペンを買って使うかなあ、でもなあ…と思っていた時に先述のツイートが回ってきた訳です。 慌てて文具店にカクノとコンバーターを買いに走ったのは言うまでもありません。 ご存じない方向けに、そのさん。 コンバーターと言うのは万年筆にボトルインクを入れて書く為の道具です。 万年筆を置いてるお店なら一緒に売ってますよ。 で、買い求めたカクノM(中字)にシマーリングインクを詰めて使っているのですが。 凄いよカクノ。全然詰まらない。スムーズに書けちゃう。 勿論毎日筆記するように心がけているんですけど、前に入れてたペンはそれでも頻繁に詰まっていたのに、カクノ凄い。滑らかに書けます。 と言うことで、シマーリングインクにはカクノ、正解だと思います。私は。 Twitterで検索してみたら「カクノ使ってみたけど詰まった」って方もいらしたので、まあ試しに、くらいのつもりで使ってみることをお勧めします。 私はシマーリングインクを宝の持ち腐れにせずに済んで大喜びですよ! PR PR" dc:identifier="http://mofukami.ichi-matsu.net/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%AF%E6%B2%BC/%E5%99%82%E3%81%AE%E7%9C%9F%E7%9B%B8%E3%80%81%E3%82%B7%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%81%AB%E3%81%AF%E3%82%AB%E3%82%AF%E3%83%8E%EF%BC%9F" /> -->