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もふの森

インク沼の水先案内もふが文具について語るブログ。

噂の真相、シマーリングインクにはカクノ?

暫く前、Twitter上のリツイートで回ってきた話です。
何でも、DIAMIN社の営業の方が「シマーリングインクを使うならカクノがいい」とお勧めされたとのこと。
当該ツイートを見た私は何?!と思いました。早速カクノを買いに行かなくちゃ!と。

ご存じない方向けに。
カクノと言うのはパイロットさんから出ている1000円+税の万年筆です。
http://www.pilot.co.jp/products/pen/fountain/fountain/kakuno/
グッドデザイン賞も受賞、可愛らしいデザインと意外な程本格派な書き味で、万年筆への敷居を低くしてくれた素晴らしい商品。
グリップの三角形がとても握りやすく、書きやすい。
お子様向けのようですが、なかなかどうして大人が使っても満足できる万年筆です。

ご存じない方向けに、そのに。
DIAMIN社はイギリスのインクのメーカーです。その多彩な色展開はもう、全部揃えるとかペンが何本あっても足りない程です。100以上あるんじゃないかな…数えてないけど。

で、そのDIAMIN社が昨年2015年発売したのがシマーリングインク。全10色、金色か銀色のラメが入っているのが特徴です。筆記するとインクの中のラメがきらきら光って綺麗なんですよ!

だがしかし、シマーリングインクには欠点がございます。
ラメの粒が大きいのか、まあ万年筆が詰まること。
私も美しさに惹かれてSparkling Shadowsと言う灰色に金色ラメの入ったインクを購入したのですが、毎日筆記するように心がけていても詰まりました。
綺麗なのに使い辛い。何というじゃじゃ馬!
諦めてガラスペンを買って使うかなあ、でもなあ…と思っていた時に先述のツイートが回ってきた訳です。
慌てて文具店にカクノとコンバーターを買いに走ったのは言うまでもありません。

ご存じない方向けに、そのさん。
コンバーターと言うのは万年筆にボトルインクを入れて書く為の道具です。
万年筆を置いてるお店なら一緒に売ってますよ。

で、買い求めたカクノM(中字)にシマーリングインクを詰めて使っているのですが。
凄いよカクノ。全然詰まらない。スムーズに書けちゃう。
勿論毎日筆記するように心がけているんですけど、前に入れてたペンはそれでも頻繁に詰まっていたのに、カクノ凄い。滑らかに書けます。

と言うことで、シマーリングインクにはカクノ、正解だと思います。私は。

Twitterで検索してみたら「カクノ使ってみたけど詰まった」って方もいらしたので、まあ試しに、くらいのつもりで使ってみることをお勧めします。
私はシマーリングインクを宝の持ち腐れにせずに済んで大喜びですよ!


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