インク沼 2016/11/18 インクの濃さとニブの関係 前に友人とペリカンのエーデルシュタインの話をしていた時に「あれ綺麗なんだけど筆記したら薄いんだよなあ」と言われまして。 私自身エーデルシュタインはアンバーを愛用しているのですが、一度も薄いと感じたことがなかったので首を傾げていたのですね。 ところがその同じアンバーをいつもと違う万年筆に入れてみて、友人の言っていた意味がよくわかりました。 確かに薄いんです、筆記していて。読めない訳じゃないけど、明らかに薄い。今までそんなこと思ったことなかったのに! そこではたと気付きました。 今まで入れていたのはパイロットの組み立て万年筆、Fでも他社のEFなんじゃなかろうかと言う細さを誇るニブのペンです。 今使っているのはM200カフェクリームEF、細いと言っても国産Fよりは太いニブです。 そう言えば件の友人の愛用万年筆はM800グランプラスのBでした。所持している万年筆もニブの太い物が多かった筈。 ならカフェクリームEFより更に薄く感じるのかも…? エーデルシュタインを可読性良く、濃く筆記するにはニブは極細の方が良いのかも。 インクの濃淡は太いニブの方が出やすいので、用途と好みに合わせて、ですね。 薄く感じて使い辛いインクはひとまずパイロットのFニブ鉄ペンで使ってみると雰囲気が変わりそうですね。 手持ちのプラチナFニブ鉄ペンも大抵のインクの使用に耐えてくれます。 逆に濃淡出なくてつまんないなーと思ったらニブ太めの金ペンで書くと楽しい気がします。 インクとペン、色々組み合わせを試してみると面白そうですねー。 PR PR" dc:identifier="http://mofukami.ichi-matsu.net/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%AF%E6%B2%BC/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%81%AE%E6%BF%83%E3%81%95%E3%81%A8%E3%83%8B%E3%83%96%E3%81%AE%E9%96%A2%E4%BF%82" /> -->