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もふの森

インク沼の水先案内もふが文具について語るブログ。

インクの濃さとニブの関係

前に友人とペリカンのエーデルシュタインの話をしていた時に「あれ綺麗なんだけど筆記したら薄いんだよなあ」と言われまして。
私自身エーデルシュタインはアンバーを愛用しているのですが、一度も薄いと感じたことがなかったので首を傾げていたのですね。

ところがその同じアンバーをいつもと違う万年筆に入れてみて、友人の言っていた意味がよくわかりました。
確かに薄いんです、筆記していて。読めない訳じゃないけど、明らかに薄い。今までそんなこと思ったことなかったのに!

そこではたと気付きました。
今まで入れていたのはパイロットの組み立て万年筆、Fでも他社のEFなんじゃなかろうかと言う細さを誇るニブのペンです。
今使っているのはM200カフェクリームEF、細いと言っても国産Fよりは太いニブです。

そう言えば件の友人の愛用万年筆はM800グランプラスのBでした。所持している万年筆もニブの太い物が多かった筈。
ならカフェクリームEFより更に薄く感じるのかも…?

エーデルシュタインを可読性良く、濃く筆記するにはニブは極細の方が良いのかも。
インクの濃淡は太いニブの方が出やすいので、用途と好みに合わせて、ですね。

薄く感じて使い辛いインクはひとまずパイロットのFニブ鉄ペンで使ってみると雰囲気が変わりそうですね。
手持ちのプラチナFニブ鉄ペンも大抵のインクの使用に耐えてくれます。

逆に濃淡出なくてつまんないなーと思ったらニブ太めの金ペンで書くと楽しい気がします。
インクとペン、色々組み合わせを試してみると面白そうですねー。

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