忍者ブログ

もふの森

インク沼の水先案内もふが文具について語るブログ。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


インクの濃さとニブの関係

前に友人とペリカンのエーデルシュタインの話をしていた時に「あれ綺麗なんだけど筆記したら薄いんだよなあ」と言われまして。
私自身エーデルシュタインはアンバーを愛用しているのですが、一度も薄いと感じたことがなかったので首を傾げていたのですね。

ところがその同じアンバーをいつもと違う万年筆に入れてみて、友人の言っていた意味がよくわかりました。
確かに薄いんです、筆記していて。読めない訳じゃないけど、明らかに薄い。今までそんなこと思ったことなかったのに!

そこではたと気付きました。
今まで入れていたのはパイロットの組み立て万年筆、Fでも他社のEFなんじゃなかろうかと言う細さを誇るニブのペンです。
今使っているのはM200カフェクリームEF、細いと言っても国産Fよりは太いニブです。

そう言えば件の友人の愛用万年筆はM800グランプラスのBでした。所持している万年筆もニブの太い物が多かった筈。
ならカフェクリームEFより更に薄く感じるのかも…?

エーデルシュタインを可読性良く、濃く筆記するにはニブは極細の方が良いのかも。
インクの濃淡は太いニブの方が出やすいので、用途と好みに合わせて、ですね。

薄く感じて使い辛いインクはひとまずパイロットのFニブ鉄ペンで使ってみると雰囲気が変わりそうですね。
手持ちのプラチナFニブ鉄ペンも大抵のインクの使用に耐えてくれます。

逆に濃淡出なくてつまんないなーと思ったらニブ太めの金ペンで書くと楽しい気がします。
インクとペン、色々組み合わせを試してみると面白そうですねー。

PR
PR
" dc:identifier="http://mofukami.ichi-matsu.net/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%AF%E6%B2%BC/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%81%AE%E6%BF%83%E3%81%95%E3%81%A8%E3%83%8B%E3%83%96%E3%81%AE%E9%96%A2%E4%BF%82" /> -->

インク工房に行ってきました(ご報告のみ)

8/20にナガサワさんちか店で開催されたインク工房に参加して参りました。

噂にはお聞きしておりましたが石丸先生ダンディでかっこいいですね…!
インク作って頂く時に仰っていたのが「ご自分の第一印象は否定しない方がいいですよ」とのこと。
そのアドバイスのお蔭で、予想していたよりもずっと素敵でとても気に入ったインクを作って頂けました。
気に入った色になるまで何度も何度も作ってくださるんですよ!
インクを本当に愛していないと出来ないことだよなあと。尊敬しきりです。

転売業者の所為でリピート注文が出来なくなっているのがとても残念です。
インクをこよなく愛する人達が悲しい思いをするのはやだなあ。

インクが完成したら皆自分のインクの名前を用意された用紙に筆記するのですが、
(石丸先生がお持ち帰りになるのかな?)
それがまた皆それぞれいい感じで楽しかったです。

中国からのお客様だとか、小学生の男の子だとか、はたまた慣れてらっしゃるのかレタリングで綺麗に書かれている方だとか…。
皆さんインクお好きなんだなあって嬉しくなりました。

私は…豆粒のような文字を書いてしまいました。あはは。

詳細なレポートはまたそのうち、書けましたら。


" dc:identifier="http://mofukami.ichi-matsu.net/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%AF%E6%B2%BC/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%AF%E5%B7%A5%E6%88%BF%E3%81%AB%E8%A1%8C%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%8D%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%EF%BC%88%E3%81%94%E5%A0%B1%E5%91%8A%E3%81%AE%E3%81%BF%EF%BC%89" /> -->

筆記の愉しみは良いノートから

万年筆もインクも大好き、となると今度は筆記するノートも選びたくなってくるものです。
ダイソーのA6ノートも重宝してるけどね! インク裏抜け上等で何でも書くのに良いです。遠慮なく書ける。
でも折角の万年筆の気持ち良さを味わうにはそれだけじゃあつまんない、と思うのです。

と言うことで、今回はもふのお気に入りノートのお話です。

・ツバメノート
http://www.tsubamenote.co.jp/
ノートと言えば、という気がするツバメノート。使用しているフールス紙は裏抜けもなく滑りが良くて書きやすい!
クリームノートのシリーズは表紙も色付きでかっこいいですし、何より紙がクリーム色で目が疲れにくい。有難いですね。
いろんなお店や企画とコラボしたノートを出してくれることも多くて楽しい製品もいっぱい。
私はナガサワ文具店コラボノートと、国芳国貞展コラボノート(頂きもの)を持ってますよ。

・リヒトラブ ツイストノート
http://www.lihit-lab.com/products/line/twistringnote/
リングノートなんですが、中身のリーフを自由に抜き差しできるんです。
勉強してる人にはこの有難さ分かって頂けると思うんですが、書いた紙を後で別ファイルに順番に綴じなおせるんですよ!
必要な部分だけ綴じて持って行く、なんてことも可能。ルーズリーフとバインダー使うよりずっとスマートに軽く持ち運べちゃうんですよねえ。助かる。
紙は上質紙なので裏抜けなく、インクの乾燥も早い印象。
セーラーさんのインクは元々乾燥しにくい気がするからちょっと時間かかったけど、ペリカンのBBなら問題なしでしたよー。

・ほぼ日手帳WEEKS
https://www.1101.com/store/techo/
手帳好きにはお馴染みのほぼ日。一日一ページなんて書けない私は週間のコンパクトな此方を愛用しております。
紙がねー!トモエリバーなんですよ!薄いのにインクの裏抜けしない頼もしい紙。
そしてインクによってはレッドフラッシュを起こしやすい!
書いた文字の色が変わる時もあって楽しいんですよねー、トモエリバー。
フリーメモがいっぱいあって何でも書き込めるのもこの手帳の利点。
展覧会のチケットなんかはフリーメモのところにマステで貼っちゃいますね。
立ったままでも書きやすいハードな表紙の分がお気に入りです。
インクの乾燥は若干遅めかな…? 書いた後すぐは手でこすらないように注意。

・測量野帳
http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/fieldnote/
我らがコクヨ様の誇る最強手帳です。お値段200円でハード表紙、上質紙だから裏抜けもなし。コンパクトで薄くて持ち歩きやすいし、書き心地良い。
何が嬉しいって、大きな文具店に行かずともホームセンターで買えるんです。測量する人用の手帳だから。
ロフトやハンズまで行かなくても、地元のお店で買えちゃうんですよ。最高ですよねー!
たまにしれっと限定コラボとか出してくれる事もあるよ。
マステや紙でデコったり、自作のカバーかけたりする愛用者もいらっしゃるとか。
旅行の記録とか書くのに重宝してますね、私は。
あとお土産リストとか、差し入れリストとか…欲しい万年筆リストとか…インクの名前とか…。

コクヨさんといえばのキャンパスノートも優秀。
学研さんのムーミンノートも可愛いだけじゃなくて紙しっかりしてて良かったなー。
今のところこんな感じでノート楽しんでます。参考の一つになれば幸いです。


" dc:identifier="http://mofukami.ichi-matsu.net/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%AF%E6%B2%BC/%E7%AD%86%E8%A8%98%E3%81%AE%E6%84%89%E3%81%97%E3%81%BF%E3%81%AF%E8%89%AF%E3%81%84%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%8B%E3%82%89" /> -->

楽しい地獄めぐり・初夏の陣

登場人物紹介
おっちゃん:面倒見のいい悪ガキ。地獄めぐりの水先案内人。愛用万年筆はビスコンティ星月夜。
もやさん:かっこいいおねえさん。凄い勢いで沼入りし、所持万年筆数多。
もふ:わたし。でかくてもふもふしたいきもの。M200カフェクリームと添い遂げたい。

先日東京に参りまして、行って参りました楽しい地獄。
但し最初に行っておく、読んで楽しいかはわからないよ!
多分ご期待には添えないよ!

さて初夏の地獄めぐり。最初に訪れたのは御徒町駅から徒歩1分くらい、アメ横内のマルイ商店。
国産舶来数多の万年筆がショウケースにずらりと並んでおります。
「もやさん刻印入りペリスケ居るよー」
「知ってるよ!」
「あっルビーレッド…って残念ボールペンだ」
「ちっ…」
「今何故舌打ちしたおっちゃん!?」
みたいな会話を交わしながら見ていた一行。

おっちゃんが愛用の星月夜を調整して貰っている間に、ショウケースを見ていたもふの口からするっと言わなくてもいい言葉が。
「ヴィーナスローズって置いてますか?」
ビスコンティ製品ずらっと並んでいたのですが某ナガサワさんで見た美しい子の姿がなかったので聞いちゃったんですよね。
白にひとしずくピンクを落としたような上品な軸の万年筆。
…途端にぎらっと光るおっちゃんともやさんの目。
「何?買おうよ?おいでよ美しい棒の世界!」
(注:イタリア万年筆は当たり外れがでかいので「美しい棒」と形容した方がいらっしゃいます。なんて的確!)
「4割引だよもふさん!」
「やめて!!!!!」
お店の方まで「問屋にあるから取り寄せられるよ」と。4対1ですやめて!
まあわたくし、試し書き実際にしないと買えませんし、軸色も個体差出るので、勘弁して頂きましたが。

私の本命はペンケース。
蓋付きで二本差しのものが欲しいなあとお店の方にお聞きしたら出してくださったのが此方でした。
http://www.pen-house.net/pen/ilbussetto/index.htm
イルブセット。イタリア製の色鮮やかなペンケースです。
本当ね、どれもこれも美しくて!
但し蓋がきっちりし過ぎて開け閉め手間取りそうだな…という感想。
次に出してくださったのがこれ。
http://www.pilot.co.jp/products/stationary/personal/leather/pilotsomes/
馬具メーカーとのコラボとのこと。開け閉めしやすくかっこよく、いい具合。
ブラウンを購入しました。たしかなまんぞくです。
うちの姫(#3776センチュリーシャインピンク)もカフェクリームもいい具合に収まるよ!

おっちゃんももやさんも「えー」「万年筆買わないのー」と不満げでしたが!
わたしの! 目的! これですから!

その後一行はアメ横を巡り、四谷でフルーツパフェを食べ(季節限定チェリーパフェ絶品でした! 並ぶ価値ありますあそこは…素晴らしい。)
新宿キングダムノートへ。
美しい万年筆がずらりと並ぶ様にほへーとなるもふ。
そして好きなキャラクターの使っている万年筆はこれなんじゃないかと自説をぼそぼそ呟き賛同を得るもふ…。

ワールドトリガーの忍田本部長にはM805ブラックストライプが似合うと思うんですよ、私。
ダクタスでもいいけどブラックストライプ推す…あの重厚感…。

同じくワールドトリガーの二宮隊長にはモンブランの黒で比較的新しいラインが合うと思っている。
スカイウォーカーじゃなくて、スタンダード系な。

さておき。
キングダムノートには色別のインク見本帖が置いてあります。
ちゃんと店員さんが筆記した見本だから好みの色を探すのにとても便利です。
いろんなインク置いてあるし、ダイアミンのインクは30mlから置いてあるし、最高ですよ!
…ナガサワさんにもダイアミン置いてるけど80mlのボトルなんですよ…お得なのはそっちだけども!

そうして暑い初夏の夜、一向は焼肉を食べるべく新宿の街に姿を消したのでした…。

楽しかったです地獄めぐり。おっちゃん、もやさん、ありがとう!
おっちゃんが「もふさんに万年筆買わせられなかった」ってぎりぎりしてるからまた開催されるかもしんない。


" dc:identifier="http://mofukami.ichi-matsu.net/%E4%B8%87%E5%B9%B4%E7%AD%86/%E6%A5%BD%E3%81%97%E3%81%84%E5%9C%B0%E7%8D%84%E3%82%81%E3%81%90%E3%82%8A%E3%83%BB%E5%88%9D%E5%A4%8F%E3%81%AE%E9%99%A3" /> -->

少しばかり思うこと

昨今の万年筆ブームの所為なのか、それ以前からこうなのか、どうなんだろうなーと思うことがあります。
限定品が予約のみで販売終了しちゃう現象。
まあね、欲しい人は予約してでも欲しいですよ。わかるの。でも物が万年筆だったりインクだったりするとさー。
試し書きしないで買っちゃうの? なんて思っちゃう訳です。

まあね、予約で取っといてもらって試し書きしてみて買うって出来るんだけど、ねー。
物凄く欲しい物なら私もそれお願いするから、何にも言えないんだけども。
ネット通販も使うし、本当人のこと言えないんだけどさあ。

限定品、試し書きしたいなあってもふの愚痴でした。はい。


" dc:identifier="http://mofukami.ichi-matsu.net/%E9%9B%91%E8%AB%87/%E5%B0%91%E3%81%97%E3%81%B0%E3%81%8B%E3%82%8A%E6%80%9D%E3%81%86%E3%81%93%E3%81%A8" /> -->

        
  • 1
  • 2
  • 3